引用元:公式HPより
2023年1月17日からスタートしたドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』に広瀬すずさんが主演を務めています。
そして挿入歌は、ヨルシカの「アルジャーノン」です。
この歌の歌詞は小説「アルジャーノンに花束を」から作詞されたとの噂があります。
本記事では、広瀬すずさん主演ドラマの挿入歌「アルジャーノン」の歌詞と意味は小説「アルジャーノンに花束を」にあるのか検証していきます。
広瀬すずドラマ挿入歌ヨルシカ「アルジャーノン」の歌詞は?
広瀬すずドラマ挿入歌『ヨルシカ/アルジャーノン』
ヨルシカ/アルジャーノン貴方はどうして
僕に心をくれたんでしょう
貴方はどうして 僕に目を描いたんだ
空より大きく 雲を流す風を呑み込んで
僕の眼(まなこ)は また夢を見てた裸足のままで
貴方はゆっくりと変わっていく
とても小さく
少しずつ膨らむパンを 眺めるように
貴方はゆっくりと走っていく
長い迷路の 先も恐れないままで貴方はどうして
僕に名前をくれたんでしょう
貴方はどうして 僕に手を作ったんだ
海より大きく 砂を流す波も呑み込んで
小さな両手は まだ遠くを見てたあくびを一つ
僕らはゆっくりと眠っていく
とても長く
頭の真ん中に育っていく 大きな木の
根本をゆっくりと歩いていく
長い迷路の先を恐れないようにいつかとても追い付けない人に
出会うのだろうか
いつかとても越えられない壁に
竦(すく)むのだろうか
いつか貴方も
それを諦めてしまうのだろうか
ゆっくりと変わっていく
ゆっくりと変わっていく
ゆっくりと変わっていく僕らはゆっくりと忘れていく
とても小さく
少しずつ崩れる塔を 眺めるように
僕らはゆっくりと眠っていく
ゆっくりと眠っていく貴方はゆっくりと変わっていく
引用元:作詞作曲 n-buna
とても小さく
あの木の真ん中に育っていく
木陰のように
貴方はゆっくりと走っていく
長い迷路の 先も恐れないままで
確かに迷いながら
小説「アルジャーノンに花束を」あらすじ
引用元:Amazon
知的障害を持つ青年チャーリイは、かしこくなって、周りの友達と同じになりたいと願っていた。
他人を疑うことを知らず、周囲に笑顔をふりまき、誰にでも親切であろうとする、大きな体に小さな子供の心を持った優しい性格の青年だった。彼は叔父の知り合いが営むパン屋で働くかたわら、知的障害者専門の学習クラスに通っていた。
ある日、クラスの担任である大学教授・アリスから、開発されたばかりの脳手術を受けるよう勧められる。
先に動物実験で対象となったハツカネズミの「アルジャーノン」は、驚くべき記憶・思考力を発揮し、チャーリイと難関の迷路実験で対決し、彼に勝ってしまう。
彼は手術を受けることを快諾し、この手術の人間に対する臨床試験の被験者第1号に選ばれたのだった。手術は成功し、チャーリイのIQは68から徐々に上昇し、数か月でIQ185の知能を持つ天才となった。
チャーリイは大学で学生に混じって勉強することを許され、知識を得る喜び・難しい問題を考える楽しみを満たしていく。
だが、頭が良くなるにつれ、これまで友達だと信じていた仕事仲間にだまされいじめられていたこと、
自分の知能の低さが理由で母親に捨てられたことなど、知りたくもない事実を理解するようになる。また、高い知能に反してチャーリイの感情は幼いままだった。突然に急成長を果たした天才的な知能とのバランスが取れず、
妥協を知らないまま正義感を振り回し、自尊心が高まり、知らず知らず他人を見下すようになっていく。
周囲の人間が離れていく中で、チャーリイは手術前には抱いたことも無い孤独感を抱くのだった。
さらに、忘れていた記憶の未整理な奔流もチャーリイを苦悩の日々へと追い込んでいく。そんなある日、自分より先に脳手術を受け、彼が世話をしていたアルジャーノンに異変が起こる。
チャーリイは自分でアルジャーノンの異変について調査を始め、手術は一時的に知能を発達させるものの、
性格の発達がそれに追いつかず社会性が損なわれること、そしてピークに達した知能は、やがて失われ元よりも下降してしまうという欠陥を突き止める。
彼は失われ行く知能の中で、退行を引き止める手段を模索するが、知能の退行を止めることはできず、
チャーリイは元の知能の知的障害者に戻ってしまう。自身のゆく末と、知的障害者の立場を知ってしまったチャーリイは、自らの意思で障害者収容施設へと向かう。彼は経過報告日誌の最後に、
引用元:ウィキペディア
正気を失ったまま寿命が尽きてしまったアルジャーノンの死を悼み、
これを読むであろう大学教授に向けたメッセージ(「ついしん」)として、
「どうかついでがあったら、うらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやってください」と締め括る。
広瀬すずドラマ挿入歌「アルジャーノン」の歌詞と意味を検証
貴方はどうして
引用元:作詞作曲 n-buna
僕に心をくれたんでしょう
貴方はどうして 僕に目を描いたんだ
空より大きく 雲を流す風を呑み込んで
僕の眼(まなこ)は また夢を見てた
主人公である、青年チャーリイは、貴方(両親)は、なぜ知的障害で自分を生んだのか考えています。
青年チャーリイの夢は、「周りの友達と同じになりたい」と願っています。
貴方はゆっくりと変わっていく
引用元:作詞作曲 n-buna
とても小さく
少しずつ膨らむパンを 眺めるように
貴方はゆっくりと走っていく
長い迷路の 先も恐れないままで
青年チャーリイは、叔父の知り合いが営むパン屋で働いています。
ある日、ハツカネズミのアルジャーノンで脳手術の成功した大学教授から、青年チャーリイにも脳手術を受けるように勧められます。
脳手術は成功し、徐々にIQが上昇していく様子を、少しずつパンが膨らむ様子に置き換えて描いていますね。
いつかとても追い付けない人に
引用元:作詞作曲 n-buna
出会うのだろうか
いつかとても越えられない壁に
竦(すく)むのだろうか
いつか貴方もそれを
諦めてしまうのだろうか
ゆっくりと変わっていく
ゆっくりと変わっていく
ゆっくりと変わっていく
天才となった青年チャーリイが追い付けない人とは、憧れの女性と考えます。
その女性に出会うのだろうか、もし憧れの女性に出会っても諦めてしまうのか、天才となったチャーリイだが、感情は以前のままでした。
僕らはゆっくりと忘れていく
引用元:作詞作曲 n-buna
とても小さく
少しずつ崩れる塔を 眺めるように
僕らはゆっくりと眠っていく
ゆっくりと眠っていく
ある日、ハツカネズミのアルジャーノンに異変が訪れます。
天才チャーリイは、自分で調査を始めた結果、社会性は以前よりも下降することを突き止めます。
このことを知ってしまったチャーリーは、自ら障害者収容施設へと向かいました。
寿命が尽きてしまったハツカネズミのアルジャーノンは、この世を去ってしまいました。
僕らとは、チャーリーとハツカネズミのアルジャーノンですね。
死=眠ると表現したのでしょう。
「ヨルシカ/アルジャーノン」の歌詞と意味を検証した結果
ヨルシカ/アルジャーノンの歌詞と意味を検証した結果、小説「アルジャーノンに花束を」をイメージするフレーズが多くありました。
噂通り、「ヨルシカ/アルジャーノン」は、小説「アルジャーノンに花束を」から作詞したと思われます。
【検証】ヨルシカ「アルジャーノン」の歌詞と意味は小説にあり?広瀬すずドラマ挿入歌・まとめ
今回は、広瀬すずさん主演ドラマの挿入歌「ヨルシカ/アルジャーノン」の歌詞と意味は、小説「アルジャーノンに花束を」にあるのか検証しました。
結果、噂通り、「ヨルシカ/アルジャーノン」は、小説「アルジャーノンに花束を」から作詞したと思われます。
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