2023年3月20日、タクシー運転手の斎藤敏夫容疑者(74)が歩行者など3人をひき逃げし逮捕されました。
相次ぐ高齢者による死亡事故。
今回は、斎藤敏夫容疑者の顔画像、また罪の重さはどれぐらいなのか検証していきます。
大阪市でタクシー運転手がひき逃げ
2023年3月20日午後1時すぎ、大阪市生野区田島の今里筋の交差点で歩行者3人がタクシーによるひき逃げ事件が発生。
タクシー運転手の斎藤敏夫容疑者(74)が逮捕されました。
60代女性が死亡、70代女性も重傷という大きなひき逃げ死亡事故となりました。
【顔画像】大阪市でタクシー運転手斎藤敏夫容疑者
斎藤敏夫容疑者(74)ですが、見るからに高齢者という感じです。
運転免許証を返納する法律が定めれていない日本、また高齢者による悲惨な事件が起こってしまいました。
日本の加齢に伴う運転免許の放棄率はアメリカ・イギリスと比べてもかなり多いということですが、このような高齢者による悲惨な事故を見ると、やはり運転には年齢の上限が必要ではないかと思ってしまいます。
ひき逃げでの罪の重さは?
ひき逃げで逮捕された、斎藤敏夫容疑者(74)の罪の重さはどうなるでしょうか?
ひき逃げは「交通事故で相手を死傷させてしまい、そのまま現場から逃走すること」をいいますが、厳密には道路交通法第72条に違反する行為を指します。
引用元:刑事事件弁護士ナビ
ひき逃げは、道路交通法第72条に違反する行為となります。
今回のひき逃げ事件は、女性ひとりが亡くなっていますので、以下の罪が一緒に成立する可能性があります。
負傷者の救護と危険防止の措置違反
10年以下の懲役または100万円以下の罰金
事故報告の義務違反
3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金
現場に留まる義務違反
5万円以下の罰金
過失運転致死傷罪
7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金
危険運転致死傷罪
負傷させた場合:15年以下の懲役
死亡させた場合:1年以上の有期懲役
殺人罪
死刑または無期もしく五年以上の懲役
斎藤敏夫容疑者の罪は重い!
車の運転操作を誤って事故を起こしてしまったことは仕方が無かったとしても、そこから逃走しては、いくら高齢者といっても許される行為ではありません。
死亡ひき逃げ事件はどれくらいの罪になりますか?
業務上過失致死がだいたいの適応になるようです。罪の重さはそれぞれ裁判で変わりますからなんとも言えませんがこれが危険運転過失致死だと業務上過失致死よりもかなり重くなります。
引用元:Yahoo知恵袋
やはり死亡ひき逃げ事件の罪は、非常に重くなるようです。
2020年6月、福井市内で飲酒運転をして40代の女性をひき逃げし死亡させたとして、過失運転致死などの罪に問われた男の裁判で、福井地方裁判所は15日、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
福井市内で飲酒運転をしてひき逃げ死亡させた罪は、「懲役3年」の実刑判決が言い渡されました。
今回の斎藤敏夫容疑者は、飲酒運転の容疑は無いとしても、3人を死傷させた罪はこれ以上になることが予想されます。
【顔画像】大阪市でタクシー運転手がひき逃げで逮捕!罪の重さは?・まとめ
またも高齢者による死亡事故、そして悪質なひき逃げ、車の運転のプロであるタクシー運転手の死亡事故が発生してしまいました。
車のハンドルを握ることの重大さを改めて考えさせられる事件となりました。
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