「呼び出し先生タナカ（フジテレビ系）」で「秋の体育祭ＳＰ」の放送が予定されています。
運動会や体育祭の種目の定番である、借り物競走や綱引き、玉入れ、騎馬戦、リレーなどが行われるようですが、生徒たちによる「ソーラン節」も披露されます。
運動会や体育祭の踊りと言えば、「ソーラン節」と定番となっていますが、なぜ「ソーラン節」なの？と思ったことはないでしょうか。
私も以前から、運動会や体育祭の踊りといえば、なぜ「ソーラン節」なのか気になっていました。
「呼び出し先生タナカ」の体育祭でも、生徒たちの踊りは「ソーラン節」です。
そんな「ソーラン節」を踊るようになったのはいつからなのか、また、なぜ踊りの定番といえば「ソーラン節」なのか、気になり調べてみました。
結論から言いますと、
- 運動会や体育祭で「ソーラン節」が導入された目的は、 北海道のある中学校で授業崩壊、校内暴力、いじめが多発。 学校再生のためでだった。
- いつから日本全国でも運動会や体育祭で「ソーラン節」が採用されるようになったのかというと、1999年、学園ドラマ「３年Ｂ組金八先生」で生徒たちが「南中ソーラン」を踊ったことがきっかけです。
よろしければ詳しい調査結果について最後までご覧ください。
ソーラン節を運動会や体育祭でなぜ踊る？
本来、ソーラン節とは北海道の民謡であり、ニシン漁の際に唄われた「ニシン作業唄」なのですが、北海道にある「稚内市立稚内南中学校」の教員と生徒が「ソーラン節」をアップテンポにアレンジし、その曲に振り付けをしたことで「南中ソーラン」が誕生しました。
なので運動会や体育祭で踊るソーラン節といえば、正式には「南中ソーラン」のことになります。
ではなぜ「ソーラン節（南中ソーラン）」を運動会や体育祭で踊るようになったのでしょうか？
それはとても大きな意味を持った内容でした。
ソーラン節発祥の地である北海道のある中学校で授業崩壊、校内暴力、いじめが多発。
その学校再生のために「ソーラン節（南中ソーラン）」を導入し、生徒たちを１つに団結させることが目的だったそうです。
この「ソーラン節（南中ソーラン）」は実際に見ると、民謡をアレンジしたとは思えないほどの迫力がある踊りです。
その迫力と団体でありながら踊りが揃うと、その踊りに拍車がかかり感動するほどの「ソーラン節（南中ソーラン）」となります。
先生は、バラバラになった生徒たちを一つにまとめたい一心で「ソーラン節（南中ソーラン）」を作り、採用したということなんですね。
この「ソーラン節（南中ソーラン）」には、とても深い意味を持った踊りということがわかりました。
ソーラン節を運動会や体育祭で踊るようになったのはいつから？
運動会や体育祭で初めに「ソーラン節（南中ソーラン）」を採用したのは、地元である北海道の中学校です。
ですが、この「南中ソーラン」を全国に広めたのは、当時大人気であった学園ドラマ「３年Ｂ組金八先生」です。
1999年に放送された第５シリーズに生徒たちが文化祭で「南中ソーラン」を踊ったことがきっかけで、全国の運動会や体育祭でも「南中ソーラン」が採用されることになりました。
「３年Ｂ組金八先生」は、とても影響力を持った学園ドラマでした。
私はドンピシャ世代なので、この学園ドラマの影響力はよくわかります。
学園ドラマ「３年Ｂ組金八先生」とは？
今から約２０年以上も前の学園ドラマなので、知らない方もいると思います。
どんな内容か簡単に説明しますね。
中学校の教員である坂本金八が担任をしている３年Ｂ組に起こる様々な問題を体当たりで解決していき、そんな坂本先生の姿に心を打たれた生徒たちが考えを改め、成長していく様子を描いた学園ドラマです。
学園ドラマといえば、「３年Ｂ組金八先生」という程の大人気のドラマでした。
放送は断続的ですが、1979年（昭和54年）から2011年（平成23年）までの32年間も長い期間続きました。
熱血教師の金八先生こと坂本金八役は、武田鉄矢さんです。今でもよくテレビで観かけますよね。
それに加えて、出演した生徒たちの中から沢山のアイドルや女優も誕生しています。
年配の方ならご存じかと思いますが、近藤真彦さん、田原俊彦さん、野村義男さん、三原じゅん子さん等々。また比較的若い世代では、風間俊介さん、亀梨和也さん、平愛梨さん、上戸彩さん、高畑充希さんなどと、まだまだ挙げればきりがないほど、このドラマからは大スターが誕生しています。
今現在、これだけの大スターを集めて新しい番組を企画しようとすると、とんでもない出演費用が必要と思われる超有名タレントを発出してきたのが、学園ドラマ「３年Ｂ組金八先生」です。
「呼び出し先生タナカ」番組の内容
担任のタナカ先生（田中卓志）がさまざまな生徒ゲストを呼び出し、熱血指導！“勉強”と“笑い”を融合したお笑い教育“一斉テスト”バラエティー『呼び出し先生タナカ』。
引用元:Yahooテレビ
次回の放送は、秋の体育祭スペシャル！芸能人たちが失われた青春を取り戻すべく本気で体育祭に挑む！借り物競走や綱引き、ダンシング玉入れ、騎馬戦、リレーなどに挑戦！
タナカ先生とハセガワ先生（長谷川忍）が見守る中、体育祭に挑むのは、えなこ、王林、加藤諒、黒木ひかり、小宮璃央、島太星（ＮＯＲＤ）、辰巳雄大（ふぉ〜ゆ〜）、土屋神葉、でか美ちゃん、野々村真、林家三平、福岡みなみ、村重杏奈、森日菜美、やす子、横川尚隆ら総勢１６名の生徒たち。
リレー対決では、でか美ちゃんＶＳ福岡、土屋ＶＳ横川、野々村ＶＳ林家らの白熱した戦いが繰り広げられる。
ハプニングの連発で一同大爆笑！やす子もブチ切れ！？
さらに生徒たちの気迫のこもったソーラン節披露にタナカ先生も感動！？
「呼び出し先生タナカ」でも踊るのは「南中ソーラン」だと思います。
タナカ先生も生徒たちが踊る「南中ソーラン」の姿を見ると、間違いなく感動すると思います。
どのような放送になるか楽しみですね！
まとめ
「ソーラン節」を踊るようになったのはいつからなのか、また、なぜ運動会や体育祭の踊りは「ソーラン節」なのか、気になり調べてみました。
調査した結果、
- 運動会や体育祭で「ソーラン節」が導入された目的は、 北海道のある中学校で授業崩壊、校内暴力、いじめが多発。 学校再生のためでだった。
- いつから日本全国でも運動会や体育祭で「ソーラン節」が採用されるようになったのかというと、1999年、学園ドラマ「３年Ｂ組金八先生」で生徒たちが「南中ソーラン」を踊ったことがきっかけです。
「呼び出し先生タナカ」は体育祭なので、いつもの学力テストとは違い、成績を競うことは無いと思いますが、生徒たちのまた違った姿が見られるのではないでしょうか。
また「呼び出し先生タナカ」は、学園ドラマではないですが「３年Ｂ組金八先生」のように、大物芸能人を発出する日が来るかもしれませんね。楽しみです！
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